先の当地周年を予選首位から堂々のｲﾝ速攻で制した原田幸哉(長崎)｡周年は3度目､地元G1はﾄｰﾀﾙ5度目の優勝と､ｴｰｽの名に恥じぬ実績をまた1つ積み上げた｡興奮冷めやらぬ同じ水面で､今度は6年ぶりのGW戦制覇に全力｡その原田が制した周年で悔しい予選落ちを喫した桑原悠(長崎)と村上遼(長崎)が汚名返上に燃える｡桑原は2大会ぶりの､そして村上は初のGW戦制覇を狙って､ともに序盤から気合駆けだ｡ 現在はA2級ながら今春宮島G2で自身初の特別戦Vを達成した下條雄太郎(長崎)のﾚｰｽぶりにも注目が集まる｡榎幸司(長崎)は一昨年準VなどGW戦優出は数多く､今年も上位を争う｡

4月唐津で優出と調子を上げる樋口亮(長崎)に山口裕二(長崎)､宮本夏樹(長崎)､坪口竜也(長崎)も地元水面では3連単舟券には欠かせない｡若手成長株の田川大貴(長崎)や女子の滝川真由子(長崎)も機力の後押しあれば上位進出も可能だ｡強力布陣の地元勢に挑む福岡勢では､2人の実力者に注目｡当地G1V3の今村暢孝(福岡)は前回3月戦でも優出｡そして平田忠則(福岡)は当地通算V7で2走前に優出と､両者ともに現在も水面巧者ぶりを発揮する怖い存在｡また､当地2月戦で優勝した貞兼淳二(福岡)も要警戒だ｡