印賀　勝男の今日のねらい目！

　吉田慎二郎が準優９Ｒ、４カドからコンマ07のスタートを決めてまくり差し快勝。優出一番乗りを決めた。好素性機の76号機のパワーを３日目にしてようやく引き出した。前半３Ｒでも道中、強烈な追い上げを見せて３着に食い込んだ。「エンジンがいい。レース足が良くて、落として回っても反応してくれるし行きたいところに行ける。伸びに不満はないけど、石橋（道友）さんとか伸びで上はいるけど、このエンジンならチャンスはある」と自信をのぞかせた。優勝戦は展示から注目だ。

　定松勇樹が気合を入れ直した。準優９Ｒは地元佐賀支部の大先輩、上滝和則の前付けもあって１００㍍を切る深い起こしとなっても、強力な出足を武器にトップスタートを決めて２着に踏ん張った。「１Ｍは焦ってしまった。経験不足です」と肩を落とした。ただ、仕上がりは上位の一角で欠点はない。「進む感じがあるし、全部がいい。大村は相性もいいから好き」。優勝戦は４カドから一発狙う。

　水谷理人はうれしいデビュー初優出を決めた。準優11Ｒは４コースからトップスタートを決めて２着。仕上がりはトップ３に入る。１３２期養成所チャンプがいよいよ素質開花。「うれしいです。足はトップ級で、特に伸びがいい。優勝目指して頑張りたいです」と興奮気味に話した。デビュー初優勝へ、６枠から無欲の攻めに徹する。