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印賀 勝男の今日のねらい目!

 今節は遠藤エミ、守屋美穂、平山智加、田口節子、小野生奈、渡辺優美ら女子ボート界をけん引する選手が多く、しかも良機をつかんだ。若手にとっては厳しい戦いが強いられる。逆に言えば、結果を残せば自信にもつながるだけに飛躍のシリーズとしたい。若手で一番期待したいのは初日12R発祥地ドリームにも選出された米丸乃絵。デビューした時からキラリと光る素質に可能性を感じていたが、ここに来てブレーク。今期は初のA1ペースを刻む。「目標は3年でA1級だったけど、フライングとかしてうまくいかなかった。時間がかかってしまいました」と苦笑い。特訓の動きも軽快だった。大きく成長した姿を披露する。

 平山は意外にも大村は22年8月以来、約3年1カ月ぶりの出場。それでもパワフルな動きを見せた。「力強さは感じた。伸びているというよりは出足がシュッとくる感じ」と、複勝率54・3%の11号機の片りんは十分感じ取った。初日2走でシリーズの流れを引き寄せる。

 高田ひかるがエース格23号機を味方につけた。早くも同班の選手からは評判だった。「チルト1度で、感じはもう少しだったので、もっと出せるように頑張ります」。初日2走は攻めの姿勢で強気に立ち回る。

 

11R…川野が、前回動きが良かった53号機に背中を押されて逃げる。1ー3ー42の2点に絞る。

6R…中北の21号機は前回、伸びが良かった1基。ここはまくる。2ー5ー流し、2ー流しー5の計8点勝負。