印賀　勝男の今日のねらい目！

　津留浩一郎が上積みに成功した。初日は展示から全ての足に色が付き、レースでも２着と結果を出した。「雰囲気は出てきた。本体とペラ調整で反応が出てきた」と納得の表情。「全体にバランス良く底上げできて、ゾーンの中には入っている」と複勝率43.０％通りの足になってきた。２日目は１Ｒ１枠でインから逃げてリズムに乗り、後半７Ｒ３枠で連勝を目指す。

　佐々木康幸は初日唯一、連勝を飾った。当地は19年12月以来、約６年ぶりの出走でも結果をだした。「前を走っていても、ターン出口で押してなかった。安定板が付いてバチッと合ってなかったね」と最高の滑り出しにも表情はパッとしなかった。２日目は５Ｒ６枠の１走が出番。ここをしのいで流れをつかみたい。

　さすがだったのは浜野斗馬だ。前検は不満を口にして表情は厳しかったが、初日９Ｒまで時間はたっぷり。３コースから鋭くまくり差して好発進を決めた。「出足が良くなったし、伸びも悪くない」と安堵（あんど）の表情。２日目２走も持ち味のスピードを発揮してポイントアップを目指す。